抗不整脈薬抵抗性の心室性不整脈(VA)患者において、経皮的星状神経節ブロック(SGB)、経皮的磁気刺激(TcMS)、外科的心臓交感神経切除術(CSD)による自律神経調節は安全であり、急性期のVAを大幅に減少させたものの不整脈の再発は高頻度で認められたことが、アメリカ、University of PennsylvaniaのTimothy M. Markman氏らにより、2月号のJACC: Clinical Electrophysiology誌で報告された。
難治性心室性不整脈に対する神経調節法
Markman氏らは、2019年から2021年に、単施設にて抗不整脈薬抵抗性のVAに対してSGB、TcMS、CSDによる治療を受けた全患者を後ろ向きに調査...