日本の多施設前向き研究であるPRIDE-Metal 研究より、冠動脈の多枝疾患に対してPCIとCABGを組み合わせたハイブリッド冠血行再建(Hybrid Coronary Revascularization: HCR)後、5年のMACE(全死亡、MI、脳卒中、再血行再建)の発生率は低く、CABG、及びPCIで治療した病変へのTLRは0であったことが、帝京大学の渡邊雄介氏より、第37回日本冠疾患学会学術集会で発表された。
日本におけるハイブリッド冠血行再建のエビデンス: PRIDE-Metal 研究

MICS-CABGに代表されるような低侵襲のCABGやPCIが進化している中で、HCRはあまり行われていないという現状がある。SYNTAXスコアが高い(≧...