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PCI後の急性腎障害の定義と心血管アウトカム

大規模レジストリーデータでの検証から、PCI後の患者における様々な急性腎障害(AKI)の定義のうち、術後48時間の血清クレアチニン値≧0.3mg/dLの上昇が、有害事象を最も正確に予測できたことが、イスラエル、Rabin Medical CenterのKeren Skalsky氏らにより、10月1日号のThe American Journal of Cardiology誌で報告された。

Skalsky氏らは、大規模レジストリーに登録された2006年から2018年に単施設でPCIを受けた患者25,690人を対象とし、PCI後48時間の血清クレアチニンの相対的上昇が≧25%、又は≧50%、あるいは絶対的上昇が≧0.3mg/dL、又は≧0.5mg/dLの4つの異なる定義でAKIを評価し、30日と1年の死亡、及びMACE(全死亡、MI、TVR、CABG)の識別能をROC曲線とAUCを用いて算出した。 解析対象となった15,153人において、4つの定義によるAKIの割合は、それぞれ12.1%、3.2%、8.1%、3.9%であった。...