岐阜県東濃地区の基幹病院として、救命救急センターを有し、重症心血管疾患の救命治療を担う県立多治見病院。同院の循環器内科では、急性心筋梗塞や急性心不全などに24時間体制で対応し、冠動脈、不整脈、四肢血管などに対するカテーテル治療や心臓植込み型デバイス治療を行っている。また、ECMOやIMPELLAなどの循環補助装置を用いて重症例にも対応し、リハビリ専門スタッフによるリハビリテーション、病診連携を推進し、地域で定期的な病診連携勉強会にも力を入れている。今回、岐阜県立多治見病院の副院長兼内科統括部長の日比野剛氏に循環器内科医の人材育成についてお話しいただき、その中でTCROSS NEWSがどのような役割を果たしているのか伺った。