下肢閉塞性動脈疾患では病変長が30cmに及ぶ症例もあり、短いバルーンを何度も位置を変えて拡張を繰り返すことで、手技時間の延長、造影剤使用量の増加、また、バルーンエッジでの血管解離のリスクなどから、臨床現場からはより長いスコアリングバルーンを求める声が上がっていた。
この課題に対しニプロ社が開発した製品が、末梢血管用のスコアリングバルーン「Aperta NSE PTA XL」である。TCROSS NEWSでは、ニプロ社マーケティング部の中神氏、久保氏、グッドマン社(ニプログループ会社)開発部の三宅氏、藤澤氏に本製品開発の背景を伺った。



