PARADIGM-HF試験とPARAGON-HF試験の統合解析より、心不全患者において、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)サクビトリル/バルサルタンのRAS阻害薬と比較した心血管死/心不全による入院のリスク低下効果は、EFが標準以下の患者で認められ、その治療効果が得られるEFの範囲は男性よりも女性でより大きいことが、アメリカ、Brigham and Women’s HospitalのScott Solomon氏により、AHA Scientific Sessions 2019のLate Breaking Scienceセッションで発表された。