BEST-CLI試験より、バイパス術に適する伏在静脈を有する包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)患者において、血管内治療(EVT)は外科治療と比較して健康関連のQOLの改善が優れていたが、その差は僅かであり、バイパス術に適する伏在静脈のないCLTI患者では、両治療によるQOLの改善に差はなかったことが、Brigham and Women’s HospitalのMatthew Menard氏により、AHA Scientific Sessions 2022のLate-Breaking Scienceセッションで発表された。