COMPARE-ACUTE試験より、ST上昇型MIでプライマリーPCIを受ける多枝疾患患者において、梗塞関連動脈のみの血行再建と比較して、FFRガイドの非梗塞関連動脈病変への完全血行再建では、3年の追跡においてもMACCE(全死亡、MI、再血行再建、脳血管イベント)の割合が有意に低く、この恩恵は血行再建の抑制であったことが、オランダ、Maasstad HospitalのPieter Smits氏により、ESC Congress 2019のAdvances in Scienceセッションで発表された。