MASTER DAPT試験より、冠動脈にUltimasterシロリムス溶出ステント(U-SES)の留置を受けた出血リスクの高い(HBR)患者において、1ヶ月の2剤の抗血小板療法(DAPT)は、標準的なDAPTの継続と比較して、MACCE(全死亡、MI、脳卒中)の評価では非劣性であり、出血リスクは有意に低かったことが、スイス、Cardiocentro Ticino InstituteのMarco Valgimigli氏により、ESC Congress 2021のHot Lineセッションで発表された。