LVEFが>40%の心不全患者においてSGLT2阻害薬を評価したDELIVER試験とEMPEROR-Preserved試験のメタ解析より、SGLT2阻害薬は心血管死/心不全入院のリスクを低下させ、さらに、2万人以上の心不全患者を含めた5つの無作為化試験のメタ解析からは、幅広い心不全患者において、SGLT2阻害薬はイベントを抑制し、生存率、及び健康状態を改善するとの結果が示されたことが、アメリカ、Brigham and Women‘s HospitalのMuthiah Vaduganathan氏により、ESC Congress 2022のHotlineセッションで発表された。