GLOBAL LEADERS試験のサブ解析より、虚血、並びに出血イベントのリスクが高い複雑なPCIを受けた患者において、1ヶ月の2剤の抗血小板療法(DAPT)後のチカグレロル単剤による治療は、標準的な抗血小板療法と比較し、死亡/Q波MI、及び虚血イベントのリスクを有意に低下させ、BARCタイプ3/5の出血リスクに差はなく、故にネットクリニカルベネフィットが高いことが、オランダ、Erasumus UniversityのPatrick W. Serruys氏により、EuroPCR 2019のLate-breaking trialsセッションで発表された。