IMPROVED-CTO試験より、CTOに対するPCI(CTO-PCI)で再灌流に成功しなかった症例において、CTO部位にDCBでプラークモディフィケーションを実施する戦略は、標準的なバルーンの使用と比較して、2回目のCTO-PCIの手技成功率に差はなかったものの、放射線量、手技時間、造影剤使用量を抑制し、1年のMACE+造影剤腎症の割合は低かったことが、スペイン、HCU ValladolidのIgnacio Amat Santos氏により、EuroPCR 2022のHotlines and Late-breaking trialsセッションで発表された。