日本の多施設において実施されたLASCAR-AHF試験より、急性心不全患者において、低用量のカルペリチドの併用は標準治療と比較して、2年の全死亡/心不全入院を減少させなかったことが、北海道大学の永井利幸氏により、Heart Failure 2024のLate breaking clinical trialsセッションで発表された。
急性心不全に対する低用量のカルペリチド: LASCAR-AHF試験

LASCAR-AHF試験では、標準治療と比較して低用量のカルペリチドの静脈内投与を追加することで、急性心不全患者の長期有害事象を減少させるとの仮説を検証す...