ARIES-HM3試験より、冠動脈疾患、脳卒中、末梢血管疾患の既往によりアスピリンの適応を有していた患者においても、LVAD植込み後にアスピリンを使用せず、ビタミンK拮抗薬(VKA)単独の抗血栓療法は、血栓塞栓性イベントを増加させることはなく、出血リスクを有意に低下させたことが、デンマーク、Copenhagen University HospitalのFinn Gustafsson氏により、Heart Failure 2024のLate breaking clinical trialsセッションで発表された。
冠動脈疾患、脳卒中、末梢血管疾患歴を有する患者におけるLVAD植込み後のアスピリンの非投与の影響: ARIES-HM3試験
ARIES-HM3試験では、2020年7月から2022年9月に、北米、ヨーロッパ、カザフスタン、オーストラリアの9ヶ国51施設より登録されたHeartMa...