CRTを必要とする心不全患者において、左脚領域ペーシング(LBBAP)は、両心室ペーシング(BiVP)と比較して全死亡/心不全入院リスクを低下させ、透視、手技時間を短縮し、LVEF、及びNYHAクラスの改善をもたらしたことが、コロンビア、Clinica Las VegasのJuan C. Diaz氏により、Heart Rhythm 2023のLate Breaking Clinical Trials and Scienceセッションで発表された。
左脚領域ペーシング vs 両心室ペーシングによるCRT

本研究では、アメリカと南米の5施設より、2020年1月から2022年8月に、ガイドラインで推奨されている至適薬物療法にもかかわらず、LVEF<35%...