ペーシングの適応のないLVEFが軽度から中等度低下した左脚ブロック(LBBB)を認める患者において、CRTは6ヶ月の治療でLVEFと心室リモデリングを改善し、CRTを停止してもその効果は6ヶ月持続したことが、アメリカ、Mayo ClinicのYong-Mei Cha氏により、Heart Rhythm 2024のLate Breaking Clinical Trials and Scienceセッションで発表された。
LVEFが軽度から中等度低下した左脚ブロック患者におけるCRT
本研究では、アメリカの単施設において、6ヶ月以上の間隔で実施した2回のエコー検査でLVEFが安定して36-50%であり、QRS間隔≧130msで、LBBB...