PENDULUMレジストリーとPENDULUM mono試験より、出血リスクの高い日本人の心房細動(AF)患者において、PCI後のプラスグレル単剤による抗血小板療法は、長期の2剤の抗血小板療法(DAPT)と比較してMACCEを増加させることなく、出血イベントを抑制したことが、済生会熊本病院の中尾浩一氏により、第85回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
PCIを受ける出血リスクの高い日本人の心房細動患者における短期DAPT後のプラスグレル単剤の抗血小板療法: PENDULUMレジストリー、PENDULUM mono試験
本研究では、出血リスクが高く長期のアスピリン治療が適さないと判断されたPCI患者1,222人を登録し、短期のDAPT後にプラスグレル単剤による治療を行った...