CHART-2研究より、非心不全患者と比較して、心不全患者では癌死亡リスクが有意に高く、中でも持続的にCRP値の高い心不全患者で癌死亡との関連が示されたことが、東北大学の及川卓也氏により、第83回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
心不全と癌死亡リスクの関連性: CHART-2研究より
本研究では、2006年10月から2010年3月に、東北地方の24施設よりCHART-2研究に登録された心不全、又は心不全にハイリスクの患者10,219人の...