EVOLUTION試験より、心臓手術を受けるようなハイリスクの脂質異常症患者において、PCSK9阻害薬を用いた治療は脂質マーカーを顕著に低下させ、酸化ストレスマーカーや血流依存性血管拡張反応(FMD)も改善したことが、日本大学の瀬在明氏により、第82回日本循環器学会学術集会のOral Presentationセッションで発表された。
心臓外科患者におけるPCSK9阻害薬による治療: EVOLUTION試験
EVOLUTION試験では、心臓外科手術を受けるスタチン最大量使用下でLDL-Cが100mg/dL以上の脂質異常症患者において、スタチン最大量に加えたエボ...