日本循環器学会学術集会は、2019年にパシフィコ横浜での第83回の学術集会が現地開催されて以来、COVID-19感染拡大の影響を受け、第84回はオンライン開催、第85回はオンサイト(パシフィコ横浜)とオンラインのハイブリッド開催、第86回は当初予定していたオンサイト開催から変更してオンラインで実施された。4年ぶりの現地開催では多くの人が会場に足を運び、立ち見が出るほど満員の会場や、会場の外まで聴講者が溢れる会場も見られた。
本会では、会場入口に体温モニター、会場内には手指消毒が設けられるなどの感染対策が講じられたが、発表演者の前にパーテーションの設置はなく、入場制限等の措置は設けられなかった。登壇中のみマスクを外し発表する演者も多く見られ、少しずつ、COVID-19感染拡大前の状態を取り戻しつつあった。