J-PCIレジストリーより、心原性ショックを伴うST上昇型MI患者において、Door-to-balloon(D2B)時間が予後に影響し、D2B時間を短縮することでリスクの高い患者集団の臨床成績が改善できる可能性が示唆されたことが、千葉大学の齋藤佑一氏により、第88回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
心原性ショックを伴うAMIにおけるDoor-to-balloon時間と院内死亡の関連: J-PCIレジストリー
本研究では、国内の1,190施設より2019年1月から2021年12月にJ-PCIレジストリーに登録された734,379例のPCI症例のうち、基準を満たし...