REAL-CAD試験のケースコホート研究より、スタチン治療を受ける安定冠動脈疾患患者において、血清酸化リポプロテイン(a)(OxLp(a))はMACE残余リスクの有用なマーカーとなる可能性が示されたことが、藤田医科大学の石井潤一氏により、第88回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
スタチン治療を受ける安定冠動脈疾患患者におけるOxLp(a)と残余リスク: REAL-CAD試験ケースコホート研究
REAL-CAD試験では、日本の733施設より、安定冠動脈疾患患者14,774人を登録し、1ヶ月以上のrun-in期間にピタバスタチン1mg/日を投与し、...