基礎治療を受けている日本人の肺動脈性肺高血圧症(PAH)患者において、アクチビンシグナル伝達阻害剤ソタテルセプトは、臨床的に意味のある血行動態、運動耐容能、心機能の改善をもたらし、忍容性は高かったことが、岡山医療センターの松原広己氏により、第89回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Clinical Trialsセッションで発表された。
日本人の肺動脈性肺高血圧症患者におけるソタテルセプトの有効性と安全性: フェーズ3試験

本試験では、日本人のPAH患者46人において、ソタテルセプトの有効性、安全性、忍容性を評価した。対象患者はグループ1のPAHで、WHO機能分類(FC)Ⅰ-...