日本の単施設の研究より、冠動脈の石灰化病変に血管内Lithotripsy(IVL)による治療を受けた患者において、IVL後のバルーン拡張の有無により、TLR、MI、全死亡、MACEに差はなかったことが、宮崎市郡医師会病院の小宮圭一郎氏より、第89回日本循環器学会学術集会のポスターセッションで発表された。
冠動脈の石灰化病変に対する血管内Lithotripsy治療後のバルーン拡張

本研究では、2020年1月から2024年7月に宮崎市郡医師会病院にて、冠動脈の石灰化病変にIVLを使用した治療を受けた連続患者135人(157病変)を対象...