救急領域が治療対象とする患者は多岐に渡るが、その中でも循環器疾患の関与が疑われるケースでは重篤な患者も多く、そのような患者の治療においては、両分野の医師がそれぞれの専門性を活かし、チームで治療に当たることが重要であるとされている。
TCROSS NEWSの会員の方々は循環器医療に携わる医療従事者が多いことから、救急医学分野の学術集会ではどのようなテーマで何が議論されているのかと考え、TCROSS NEWSでは「さあ、これからの50年について話をしよう」をメインテーマとして、10月19日-21日に新宿、京王プラザホテルで開催された第50回日本救急医学会学術集会を取材した。