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SCAD患者の特徴と長期の臨床成績: SR-SCADレジストリー

スペインの全国的なSR-SCADレジストリーより、特発性冠動脈解離(SCAD)患者の中央値29ヶ月の追跡でイベントの発症率は低く、AMIの発症、及び新規血行再建の大部分は退院後30日以内に認められたことが、スペイン、Hospital de MarのMarcos Garcia-Guimaraos氏により、TCT 2021のFeatured Research Clinical Researchセッションで発表された。

SR-SCADレジストリーでは、2015年6月から2020年12月に、スペインの34施設よりSCAD患者413人を登録し、389人(441病変)の冠動脈造影像をコアラボで解析実施した。本研究では、コアラボ評価の行われた患者を対象とし、患者特徴、院内、及び長期成績を検討した。 患者の年齢中央値は53歳で、女性が88%を占めた。36%で高血圧、33%で脂質異常症、44%で現喫煙/喫煙歴、12%で甲状腺機能低下症歴が確認された。臨床所見は、ST上昇型MIが40%、非ST上昇型MIが54%、不安定狭心症が2%、そして、4%は突然心臓死であった。