HELP-PCI試験より、症状発症から12時間以内のST上昇型MI患者において、最初の医療従事者接触(FMC)時の未分画ヘパリン(UFH)のローディングは重症出血のリスクを上昇させることなく、梗塞関連動脈の自然再灌流を改善し、カテ室でのUFHの投与と比較して短期アウトカムを改善させたが、1年のアウトカムに有意差はなかったことが、中国、Renmin Hospital of Wuhan UniversityのJing Chen氏により、TCT 2024のLate-Breaking Clinical Scienceセッションで発表された。