NCDR LAAOレジストリーより、左心耳閉鎖術(LAAO)後に小さなリークが認められた患者では、リークのない患者と比較して血栓塞栓性イベント、及び出血イベントのリスクが僅かに高かったものの、大きなリークの認められた患者では、高い割合で抗凝固薬が持続されていたが、有害事象の増加には関連していなかったことが、アメリカ、Mayo ClinicのMohamad Alkhouli氏らにより、6月号のJACC: Clinical Electrophysiology誌で報告された。
左心耳閉鎖術後の残留リークの臨床的影響: NCDR LAAOレジストリー
Alkhouli氏らは、NCDRの LAAOレジストリーに登録された2016年1月から2019年12月にLAAOを受けた患者51,333人を対象とし、45...