日本の多施設が参加するESKD-AFアブレーションレジストリーより、心房細動に対しアブレーションを受けた末期腎不全患者の多くは、ワルファリンによる治療が不十分であるにもかかわらず、血栓塞栓症は稀であり、重症出血は高頻度に確認されたことが、Tokyo Medical and Dental UniversityのTasuku Yamamoto氏らにより、4月号のEP Europace誌で報告された。
心房細動に対しアブレーションを受けた末期腎不全患者における周術期の抗凝固療法: ESKD-AFアブレーションレジストリー
Yamamoto氏らは、2006年12月から2022年4月に、日本の12施設よりESKD-AFアブレーションレジストリーに登録された、心房細動に対しカテー...