イングランドのデータから、過去10年間にCRTの植込みを受けた患者において、併存疾患を有する割合が上昇したにもかかわらず、CRT植込み後の生存率は上昇し、心不全入院は減少したことが、イギリス、Aston UniversityのFrancisco Leyva氏らにより、6月号のEP Europace誌で報告された。
10年間にわたる経時的なCRT植込み後の予後の変化
Leyva氏らは、イングランド(2019年に5,630万人)をカバーするデータベースを用いて、2010年から2019年に、CRTの植込みを受けた患者64,...