一次予防目的でICDの植込みを受けている4,000人以上の心不全患者の統合解析より、カルベジロールはメトプロロールと比較して、心房頻拍性不整脈(ATA)のリスク、及び不適切なICDショックのリスクを有意に低下させたことが、アメリカ、University of RochesterのAlexander Diamond氏らにより、10月1日号のJACC: Clinical Electrophysiology誌で報告された。
ICDの植込みを受けている患者の心房/心室性不整脈に対するカルベジロール vs メトプロロール
Diamond氏らは、5つのICDのランドマーク試験(MADIT-Ⅱ、MADIT-CRT、MADIT-RIT、MADIT-RISK、RAID)に登録された...