HOT-CRT試験より、LVEFの低下したCRTの適応を有する心不全患者において、ヒス束-プルキンエ線維伝導系ペーシング(HOT)のCRTは、従来の両心室ペーシング(BVP)のCRTと比較し、LVEFを有意に改善させたことが、アメリカ、Geisinger Wyoming Valley Medical CenterのPugazhendhi Vijayaraman氏らにより、12月1日号のJACC: Clinical Electrophysiologyで報告された。
ヒス束-プルキンエ線維伝導系ペーシング vs 両心室ペーシングのCRT: HOT-CRT試験
HOT-CRT試験では、LVEFが<50%のCRTの適応を有する心不全患者100人(平均年齢70歳、女性31%、平均LVEF 31.5%)を、従来の...