無作為化試験のメタ解析より、心房細動(AF)に対するカテーテルアブレーションは、LVEFの低下した心不全(HFrEF)患者においては心不全イベント(心不全による入院、臨床的に有意な心不全の増悪、治療強化のための予定外の受診)の抑制と関連していたものの、LVEFの保たれた心不全(HFpEF)患者ではその効果は限られていたことが、カナダ、Population Health Research InstituteのAlireza Oraii氏らにより、6月号のJAMA Cardiology誌で報告された。