スイスの2つの多施設前向きコホート研究より、LVEFが保たれた心不全(HFpEF)を有する心房細動患者では、LVEFが低下、又は軽度に低下した心不全(HFrEF/HFmrEF)患者、非心不全患者と比較して、心不全入院リスク、心房細動進行リスクが高く、QOLが不良であり、リズムコントロール治療はほとんど行われていなかったことが、スイス、Luzerner KantonsspitalのGregorio Tersalvi氏らにより、10月1日号のInternational Journal of Cardiology誌で報告された。