ARIES-HM3試験より、従来のアスピリンの適応であるPCI、CABG、脳卒中、又は末梢血管疾患歴を有する、LVADの植込みを受けた重症心不全患者において、アスピリンの併用と比較して、アスピリンを使用しないビタミンK拮抗薬(VKA)単独の抗血栓療法は、血栓イベントを増加させることはなく、手術に関連しない重症出血イベントの発生率を低下させたことが、デンマーク、University of CopenhagenのFinn Gustafsson氏らにより、3月号のJAMA Cardiology誌で報告された。