DIRO試験の事後解析より、冠動脈の高度石灰化病変に対するローテーショナルアテレクトミー(RA)、又はOrbitalアテレクトミー(OA)による適切なデバルキング後の石灰化パラメータのステント拡張不良の予測因子としての役割は限定的であり、一方で、最大脂質角度、及び薄い線維性被膜のアテローム動脈硬化性プラーク(TCFA)がステント拡張不良の独立予測因子として確認されたことが、Osaka Rosai HospitalのMasami Nishino氏らにより、8月号のCirculation Journal誌で報告された。