PREPARE-CALC OCT試験より、冠動脈の高度石灰化病変に対し、スコアリング/カッティングバルーン(MB)とローテーショナルアテレクトミー(RA)によるlesion preparationの効果に差はなく、石灰化プラークの長さがステントの不完全拡張、厚さがステントの非対称的な拡張に関連していたことが、ドイツ、Segeberger KlinikenのRayyan Hemetsberger氏らにより、3月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
冠動脈の高度石灰化病変に対するスコアリング/カッティングバルーン vs ロータブレータによるlesion preparation: PREPARE-CALC OCT試験
PREPARE-CALC試験では、冠動脈に高度石灰化病変が認められた200人をMBを用いる群、又はRAを用いる群に無作為に割り付けた。PREPARE-CA...