PARISレジストリーより、PCI後の患者において、ベースラインの貧血はPCI後2年における2剤の抗血小板療法(DAPT)の一時的な休薬、及び中断に関連しており、また、貧血患者は2年のMACE(心臓死、MI、TVR)と大出血のリスクが高かったことが、アメリカ、Icahn School of Medicine at Mount SinaiのMichela Faggioni氏らにより、4月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
貧血がPCI後のDAPTの中止、及び有害事象に与える影響: PARISレジストリーより

Faggioni氏らは、PARISレジストリーに登録されたPCIを受けた5,018人において、ベースラインの貧血がPCI後2年以内のDAPT非継続、及びそ...