ISCHEMIA試験より、中等度のLM狭窄が認められた患者において、侵襲的治療戦略により自発性MIの絶対リスクの低下が確認されたが、それ以外は中等度のLM狭窄の有無により侵襲的治療戦略と保存的治療戦略の治療効果に有意な不均一性は認められなかったことが、アメリカ、NYU Grossman School of MedicineのSripal Bangalore氏らにより、4月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
中等度のLM狭窄に対する侵襲的治療戦略: ISCHEMIA試験

Bangalore氏らは、ISCHEMIA試験に登録されたベースラインで冠動脈CT造影検査が行われた患者3,699人を対象とし、LMの中等度狭窄(25%-...