COMBINE OCT-FFR試験より、糖尿病患者において、FFRが>0.80の冠動脈病変に薄い線維性被膜を有するプラーク(TCFA)が認められた患者は心血管イベントリスクが高いものの、厚い線維性被膜を有するプラーク(ThCFA)が認められた患者では脂質豊富でないプラークが認められた患者と同程度であったことが、イタリア、University of TriesteのEnrico Fabris氏らにより、5月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
糖尿病患者における脂質プラーク、TCFAが心血管イベントに与える影響: COMBINE OCT-FFR試験

Fabris氏らは、COMBINE OCT-FFR試験に登録された冠動脈にFFRが>0.80の冠動脈病変が認められ、OCTによる評価を行い、18ヶ月...