COVID-19パンデミック期においても、ST上昇型MIの多くの症例では、プライマリーPCIはpharmaco-invasive戦略と比較して、患者の30日死亡率の観点で恩恵があり、患者の状態によりpharmaco-invasive戦略やプライマリーPCI前の挿管などの予防的戦略が医療従事者のCOVID-19感染のリスク抑制の面からは妥当である可能性があることが、アメリカ、Massachusetts General HospitalのNeel M. Butala氏らにより、11月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
COVID-19パンデミック期のST上昇型MI患者の管理における患者と医療従事者のリスク

Butala氏らは、COVID-19パンデミック期のST上昇型MI患者の管理において、異なる治療戦略が患者の予後、及び医療従事者のリスクに与える影響を検討...