IVUSイメージより個々の病変レベルのFFR値を導き出す病変特異的なIVUS-FFR(病変特異的IVUS-FFR)の軽度低下は、未治療の狭窄に起因する将来的な非責任病変に対するMACE(心臓死、心停止、MI、不安定/進行性狭心症による再入院)のリスクと独立した関連を示したことが、アメリカ、Cardiovascular Research FoundationのFumiyasu Seike氏らにより、11月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
IVUSから導いたFFR値による未治療の非責任病変の3年のアウトカム予測: PROSPECT試験

Seike氏らは、ACS患者697人において、3枝をグレースケールIVUSとVH-IVUSで評価し、未治療の非責任病変のプラーク形態と非責任病変に関連する...