冠動脈にコバルトクロムの耐久性ポリマーを使用したエベロリムス溶出ステント(EES)の留置を受けた出血リスクの高い(HBR)患者は、非HBR患者と比較して、4年の成績は不良であったが、血栓性イベント、並びに出血性イベント後の死亡リスクは出血リスクにかかわらず上昇することが、アメリカ、Mount Sinai Medical CenterのSabato Sorrentino氏らにより、3月17日号のCirculation誌で報告された。
出血リスクが高い患者における耐久性ポリマーEES留置後の長期安全性と有効性

Sorrentino氏らは、4つのオールカマーレジストリーに登録されたPCIでコバルトクロムのEESの留置を受けた10,502人を層別化し、HBR患者にお...