EUCLID試験より、末梢動脈疾患患者において、末梢血管の血行再建歴、ベースラインの心房細動、低ABI値は急性下肢虚血(ALI)に関連し、ALIはその後の死亡、心血管イベント、大切断のリスク上昇に関連していたことが、アメリカ、University of Colorado School of Medicine and CPC Clinical ResearchのConnie N. Hess氏らにより、8月13日号のCirculation誌で報告された。
末梢動脈疾患患者における急性下肢虚血のリスク: EUCLID試験

Hess氏らは、ABIが≦0.80、又は下肢血行再建歴を有する患者においてチカグレロルとクロピドグレルによる治療を比較したEUCLID試験より、ALIに関...