安静時の冠内圧に基づいた指標であるRFR(resting full-cycle ratio)とdPR(diastolic pressure ratio)は、iFRと強い相関を示し、deferした症例においてこれらの指標は2年の血管イベントリスクと有意な関連を示したことが、韓国、Samsung Medical CenterのJoo Myung Lee氏らにより、2月12日号のCirculation誌で報告された。
安静時生理学的指標の生理学的、及び臨床的評価

Lee氏らは、独立したコアラボでRFRとdPRを計測した435人1,024血管において、径狭窄率によるこれらの指標の変化をiFRと比較した。13N-アンモ...