SYNTAXES試験のサブ解析より、冠動脈の3枝疾患/LM疾患を有する患者において、患者の報告による術前の身体、及び精神の健康状態が良好な患者では、PCIと比較してCABGによる血行再建後の10年の死亡率が有意に低かったことが、オランダ、University of AmsterdamのMasafumi Ono氏らにより、10月25日号のCirculation誌で報告された。
患者の報告に基づく術前の身体・精神状態が冠血行再建後10年の死亡率に与える影響: SYNTAXES試験サブ解析

SYNTAXES試験は、LM、又は3枝疾患を有する患者において、Taxusステントを使用したPCIとCABGによる治療を比較した無作為化試験であるSYNT...