ISCHEMIA-EXTEND試験より、中等度以上の虚血が認められた慢性冠動脈疾患患者において、初期の侵襲的治療戦略は保存的治療戦略と比較して、中央値5.7年の追跡で全死亡率に差はなかったものの、侵襲的治療戦略群で心血管死リスクが低く、非心血管死リスクが高かったことが、アメリカ、NYU Grossman School of MedicineのJudith S. Hochman氏らにより、1月3日号のCirculation誌で報告された。
安定冠動脈疾患に対する侵襲的治療戦略 vs 保存的治療戦略後の生存率: ISCHEMIA-EXTEND試験
ISCHEMIA試験では、中等度以上の虚血が認められたEFが≧35%の慢性冠動脈疾患患者を対象とし、ガイドラインに即した薬物療法(GDMT)に加えて初期に...