DanGer Shock試験の二次分析より、ST上昇型MIに関連する心原性ショック患者において、Impellaの使用は標準治療のみと比較して、急性腎障害(AKI)、及び腎代替療法のリスクを上昇させたが、AKIや腎代替療法の有無にかかわらず、180日の死亡率を低下させたことが、ドイツ、University Hospital DusseldorfのElric Zweck氏らにより、12月17日号のCirculation誌で報告された。
ST上昇型MIに関連する心原性ショック患者におけるImpellaの使用と腎アウトカム: DanGer Shock試験二次分析

DanGer Shock試験では、ST上昇型MIに関連する心原性ショック患者355人を、Impella CPによる治療を行う群(Impella群179人)...