TRAVERSE試験より、左室にカテーテルアブレーションを受ける患者において、経中隔穿刺でのアプローチは逆行性の経大動脈アプローチと比較して、急性脳病変の発生率が有意に低かったことが、アメリカ、University of CaliforniaのGregory M. Marcus氏らにより、4月15日号のCirculation誌で報告された。
経中隔 vs 経大動脈アプローチでの左室カテーテルアブレーションにおける脳病変: TRAVERSE試験

TRAVERSE試験では、アメリカとカナダの多施設にて、カテーテルアブレーションを受ける左室性不整脈患者を、経大動脈アプローチ(経大動脈群62人)、又は経...