AMI患者において、非責任病変の造影上の≧50%狭窄、並びにOCTで観察された薄い線維性被膜のアテローム動脈硬化性プラーク(TCFA)の数はMACE(心臓死、非致死性MI、予定外の冠血行再建)と関連していたが、閉塞性病変のMACEへの影響は、主にその根底にあるTCFAとの関連に起因していたことが、中国、The 2nd Affiliated Hospital of Harbin Medical UniversityのJiannan Dai氏らにより、4月15日号のCirculation誌で報告された。
AMI患者の非責任病変の狭窄度と病変形態の長期予後への影響

Dai氏らは、2017年1月から2021年12月にAMIに対するPCIの成功後に、OCTでRCA、LAD、LCXの評価が実施された患者1,312人を、非責...